竹を知る
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 (フリース六角竹フェルール)
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 私がバンブーロッドを作るときにたいせつだと考えているのは、精度です。精度が得られないことには、優れたテーパー・デザインができても、望みのアクションは得られません。
 まず、弱い部分ができないように素材を選定し、竹片を削り出すときに、接着面が限りなく正確な平面になるように注意します。こうすることで、竹片と竹片が密着し、キャスティングによって生じるエネルギーが、ロッド全体に滑らかに満遍なく伝わるロッドを作ることができるのです。

 私は、竹片を三角形の断面に削っていくときに、そこに隠れた、すでに完成されたロッドを想像することができます。だから、私がすべきことは、余分な素材を削り取ることだけなのです。
 しかし、この工程もたいへんな手間と根気が必要です。バンブーロッド・ビルダーという職業への愛着がなければやっていられませんし、同時に、竹への愛情と敬意をなくしては、良い結果は得られません。

 竹への愛情と敬意を保つために、私はハンドプレーニングを採用しています。私にとって、ハンドプレーニングこそが最良の方法なのです。手でふれて、手で削ることで、竹のほうから、次になにをすべきなのか教えてくれるのです。その結果、すべての竹片があるべき姿に納まり、全体的な調和があるロッドになるのです。このように手で感じとる感覚は、ミリングマシーンを使った手法では、とうてい得ることはできないでしょう。
 ノード(節)の矯正も、私は手で行います。いろいろな器具を使って竹に力を加えたり、また圧縮したりすることはもってのほかだと思います。
 私は、竹に自由に応答してもらいつつ、私の意向も理解してもらいたいと考えているのです。